筋肉図鑑

頭を支える筋肉・頭板状筋

頭板状筋とは

頭の後ろから首、背中の上部までつながっており

頭を支える筋肉の一つです。

観察

頭板状筋

このように、首の上から3番目の骨から、背中上部にかけて、
後頭部では、頭最長筋に被さるように、そして胸鎖乳突筋に隠れるようについています。

 

胸鎖乳突筋を透化した画像

胸鎖乳突筋とほぼ同じ位置についています。

頭板状筋の作用

頭板状筋は

頭を支えるほか、後ろに引いたり横を向いたり頭を回すときにも働きます。

頭板状筋の脱力

首の後ろが凝っている、痛い人はこの首の後ろの筋肉が突っ張っていませんでしょうか。

頭が前に出ていると、この筋肉にも負担がかかります。

また、乳様突起の周りには、顎の筋肉もあるので、顎関節の緊張にもつながります。

すなわち、首の後ろの筋肉の脱力は、発声にも関わってくるのです。

首の後ろの筋肉がつっぱらないように適切な(楽な)位置で頭のバランスをとりましょう。