筋肉図鑑

胸郭を持ち上げる筋肉・小胸筋

「小胸筋」とは

胸郭の前面についており、

肩甲骨と肋骨をつなぎます。

観察

三角形の形をしています。この筋肉は身体の内側(インナーマッスル)にあり、上の層には腕立て伏せで鍛えられる「大胸筋」が覆っています。

筋肉の付いている箇所

小胸筋は

肋骨の上から3本目~5本目についており、

肩甲骨の烏口突起につながっています。

烏口突起の箇所(緑◯)

小胸筋の働き

・肋骨の挙上  (肩甲骨を固定した場合)

・肩甲骨を内側下方へ引く  (肋骨を固定した場合)

 

・その両方  (固定しない場合)

胸部が吸気の時にに前にも膨らむのは、この小胸筋のおかげです。

呼吸をするときには、肩甲骨と一緒に自由にうごけるようにしてあげましょう。