あがり症って治るの?
そう考える人は多いと思います。私もそうでした。
結論からいうと、
病気でなければトレーニングすることで克服できる
と考えます。
この記事では、10年以上あがり症で苦しんだ管理人が
あがり症を治したい方への応援記事です。
あがり症は体質?脳の問題?病気?
あがり症のひどい人は、自分の体に対して
「生まれ持った体質?」「脳の問題?」「病気?」などいろいろな不安を抱えると思います。
管理人の私も10年ほど悩み続けていたのですが、
長い間、自分の体質だからと諦めていました。
もしも病気であれば日常生活で常に身体に症状が現れます。その場合は医者に行き、対処してもらうのが良いでしょう。
そうでなく、状況に応じて現れるのであれば、それは病気ではありません。反応を抑制するトレーニングをする事で改善することができます。
行動しようとしている自分を認めてあげよう
「あがり症って本当に治るの?」
このような疑問が出てくるのは、自分で少し試してみたから。ですよね。
でも全く効果がなく、自分が少しも変わっていないからそう思っているはずです。
あがり症を治したい気持ちがあることはとても大切です。
克服することができた今、自分を変えたいという意志はとても大切に感じます。
行動しようとしている自分を認めてあげてください。
ただし、
あがり症を治すには、「いつか治ったらいいなあ」というあいまいな希望ではなく、
「絶対治してみせる」という強い意志に変えましょう。
あがり症を治すことは大きなストレスに立ち向かっていくことになるからです。
「行動をするため」に、心の重荷を軽くしてあげよう
行動は心理的ストレスがあればあるほど実行しにくくなります。
私はあがり症がひどかった頃、なかなか自分を変えようと行動する事が出来ませんでした。
なんで行動できないかというと
・あがり症がひどい今の方が居心地がいいから。
・あがり症が治る未来が想像できないから。
・今のままでも生きて来れたから。
・皆にあがり症を馬鹿にされた時に、苦しいから。
などなど理由はたくさん出てきましたが、
この理由が多ければ多いほど
「ストレスだし、めんどくさい」
と本能的に感じてしまうのです。
当時はこれらの思考が、あがり症を治したい意思よりも天秤にかけた時に大きかったんです。
特に最後の「皆に馬鹿にされて苦しい」、社会的に下に見られているようで惨めになるのがとても嫌でした。1番大きな重荷でした。
行動を起こすためには、まずこの重い苦しみを解いて、軽くしていかなければなりません。
私は、自己啓発、心理カウンセリングの本を30冊ほど読ました。本を買うだけなら恥ずかしくなかったからです。
そのうちに少しずつ動けるようになり、その次には
実際にカウンセリングに通ってみました。カウンセリングではカウンセラーの先生に今までの自分をさらけ出しました。
重荷が外れれば、自然と足が軽くなります。どんどん行動しやすくなっていくでしょう
あがり症を治すためには人と比べることをやめよう
私は、あがり症を隠すようにしていました。
その理由は「バカにされたくないから」です
あがり症=精神的な弱さ
というふうに捉えていたからです。
「他人より弱い立場になりたくない」という社会的欲求は誰にでもありますが、これは他人と自分を比較しているからこそ生まれるものです。
このプライドは捨てましょう。捨てなければ壁にぶち当たることになります。
あがり症の克服トレーニングでは、トレーナーやほかの人の前で「実践トレーニング」をしていかなければなりません。
(自分の身体に新しい反応を覚えこませるために、同じ状況下で何度も繰り返しワークを行います。)
この時に、「自分があがり症であることを自分で認めざるを得なく」なってしまうのです。
この壁を越えるためにも、自分は他人と比較せず、自分があがり症であることをみとめましょう。
何も悪いことをしているわけではないので大丈夫です。
最後に
この記事は、私の経験のもと個人的な意見を述べております。必ずしも万人に当てはまるものではありませんが、同じ境遇の方はぜひ参考にしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。


