あがり症克服

不安な気持ちに巻き込まれない方法

こんにちは!HISAです

この記事では、あがってしまった時や、メンタルが負の方に向かおうとする時に少しでも不安を軽減する方法を紹介していきます。

あがり症であった筆者の体験談ですので、全ての方に当てはまるわけではありません。あくまで「参考」にしてください。

あがり症と不安の関係

あがり症は対人恐怖症のひとつで

失敗したらどうしよう。。できなかったらどうしよう。。

といった不安をもつことで起こってきます。

この不安は一度生まれると、コントロールできない限りどんどんエスカレートしていってしまいます。それに伴いあがりの症状もひどくなるでしょう。

不安な気持ちを表すのは難しい

「不安」な気持ちは、すごく曖昧なものです。「どのくらい不安?」「どういう感じがするの?」と聞かれてもなかなか説明できません。

舞台袖にいる時に湧いくる「不安」の深刻さ、

それに対するからだの反応の度合いを分析したことがあるでしょうか。おそらくそんなことを考える余裕はないと思います。😅

 

私は昔、不安を感じると、「不安がこみ上げてきた」「おさまった」の二つの考えしか持てなく、

「どの程度の不安なのか」「時間とともにどう変化してしているか」などと分析したことがありませんでした。

考えたことがないというよりは、目の前のことでいっぱいいっぱいで、思考が停止している状態だった。という方が近いかもしれません。

不安の数値化

曖昧なものを掴みやすくするために、「不安の数値化」をしてみましょう。

舞台にあがる前など、不安がこみ上げてきたときに、それを1~100の数字にして測ります。だいたいで大丈夫です。

このように「不安の数値化」をしていると、「ちょっと」や「だいぶ」、「かなり」といった言葉で曖昧にしていた不安感を、より具体的に把握できるようになり、コントロールしやすくなります。

データなどとってはいないのですが、どうも人は(少なくとも私は)漠然としているものにたいして危機感や恐怖心を抱いてしまうようです。

この方法は、考えるたびに不安になっていく、アリ地獄のような負のスパイラルに陥りそうになったときにも役立つと思います。

 

自己分析は本番前後にしよう

自己分析はパフォーマンスの最中にするのは難しいので、本番前などの時間にすることをお勧めします。

パフォーマンス中はパフォーマンスのことだけを考えましょう。

本番後の落ち着いたときにするのもよいでしょう。フィードバックをして次のパフォーマンスに活かすことができます。

まとめ

 

・不安は曖昧なもの。

・曖昧にしているとエスカレートしてしまう。

・不安を数値化して、自分の感情を具体的に掴むことで負のスパイラルに陥るのを防ぐ。

 

これは一つの方法であり、効果は人さまざまかと思いますが、

不安は「このような対策をどれだけ持っているか」でコントロールのしやすさが変わってきますので、試してみてください。

HISA