姿勢をよくしようとしたときに、最初は保つことができても、だんだんと体が痛く、辛くなってくる。という経験はありませんか?
これは、力を使って体を維持しようとするためにおこります。
この記事では、脱力したまま良い姿勢を保つ方法を紹介します。
姿勢を良くする目的
姿勢を良くする目的は、「見た目の良さ」もあるのですが、「身体の重みを骨格に乗せることで脱力ができる」ということが1番の理由だと思います。
骨格で立つ方法をまとめておりますので、まだ読んでいない方はこちらをご覧ください。
https://datsuryoku-life.com/how-to-stand/
姿勢を整える時の順番
骨格で立つときに、意識する順番を間違えると、逆に力が入っていってしまいます。もし、姿勢を維持していて身体の痛みが出てきたときには、どこかの筋肉が余計に力が入っていると考えてください。
姿勢を整えるときには
全身を脱力させる
関節がゆるゆるのまま頭の下に身体(土台)を持ってくる
土台に上の骨格が乗った重みを感じる
「骨格の位置を整える」ことから始めてしまうと、筋肉で位置調整をしてしまいます。❌
必ず身体の力を抜いて、関節に力が入っていない状態を保ちつつ行いましょう。
関節の下の骨格で上のパーツのバランスを取るイメージ
下にある方の骨、骨格でバランスを取るイメージについてです。
傘など長いものを手のひらの上に立たせた際、倒れないように下の手でバランスをとりますが、そのイメージです。
手のひらは傘の重心の真下に置くようにし、常に動きが生まれています。
また、大道芸を想像するとわかりやすいかもしれません。繊細な感覚を持たないと、脱力しながらバランスを取り続けることはできません。
これと同じようにし、骨格の上の方を下の骨格に乗せるのではなく、下の骨格を上にあるものの重心の下に置き、脱力しながらバランスを取りましょう。


