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骨盤底筋とは
骨盤の下部に位置し、骨盤内の器官の位置を維持する筋肉です。
このページでは同じ働きをする腸骨尾骨筋、恥骨尾骨筋、尾骨筋を観察して行きます。
普段意識しない筋肉ですが、歌う時、呼吸の時にはこの筋肉の意識も行います。
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この記事の概要
観察
骨盤(正面から)

骨盤上から

骨盤は上から見ると底の部分が丸く空いています。その部分を覆っているのが骨盤底筋です。
腸骨尾骨筋

・起始
坐骨棘および腱弓
・停止
尾骨および肛門尾骨縫線
恥骨尾骨筋

・起始
恥骨の後部および閉鎖筋膜前部
・停止
尾骨および仙骨へ行く肛門管側
尾骨筋

・起始
坐骨棘、仙棘靭帯
・停止
尾骨および仙骨の外側縁
作用
いずれの筋肉も骨盤内の器官の位置を維持します。
呼吸における骨盤底筋
息を吸うと腹部の内臓は横隔膜によって下に押されます。(横隔膜については以下のページを参照くださいリンク先👉横隔膜について)
すると腹部の筋肉、そしてこの骨盤底筋にも体の内側から外側に向かって圧力がかかります。
ですから、吸う時には上から押されてきた内臓、そして圧力の逃げ場を作るために骨盤底、また臀部(お尻まわり)の筋肉を緩めてあげましょう。
また、息を吐く時には骨盤底の収縮により上に向かって息を吐いていきましょう。
骨盤底筋の脱力
骨盤周り筋肉が自由に動けること、または筋肉の脱力のためには、姿勢、そして骨盤の向きが非常に大切です。
特に、骨盤が寝た状態にならないように気をつけてください。
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