あがってくるとドキドキって動悸が激しくなり、そわそわして落ち着かなくなりますよね。
あ~自分緊張してる。。どうしよう。。
って不安になったりしませんか?
実はこのドキドキソワソワには理由があるんです。
この記事の概要
緊張するのは大事なことと判断し対応しようとするため
人はどうでもいいことには緊張しません。大事だからなんとかしようとしているのです。
脳が自分にとって大事なことだと判断すると、集中力をあげ、ホルモンを分泌し、いつでも対応できるように体を変化させていきます。
そわそわしているとき、脳からアドレナリンが出ている!
緊張してくると脳は頑張ろうとして「アドレナリン」を分泌します。
このアドレナリンはジェットコースターに乗ったときや、ライブに行ったときなど
興奮した時に出るものですが、心拍数を上げて体に多くの血流をおくったり、五感が研ぎ澄まされてまわりの状況に敏感になったりします。
つまりアドレナリンが出ると身体が活発になって覚醒していくのです。
脳と体の仕組みについての本です。あがり症克服のためには自分の体について学ぶ事が大切です。こちらは豊富な図解でわかりやすい内容になっていておススメです。
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無理やり落ち着かせるのは逆効果⁈
落ち着かないといつもと違う感じがして、「落ち着かなきゃ」と無理やり押し殺そうとしていませんか?
興奮状態になった時にアドレナリンが出るのは動物としての体のしくみのひとつであり、誰にでも起こる正しい反応ですので抑えなくて大丈夫です。
むしろ抑えようとすると、身体は「頑張ろうとしているのに押さえつけられている葛藤」を受け、もっと反応してきます。不安思考も生まれるでしょう。
「身体が求めていること」ならば無理矢理落ち着かせずに、そわそわしてやりましょう。
私はあがり症を克服できた今でも本番前にそわそわします。これは良いパフォーマンスをするためには欠かせないものであるので、あがり症克服しても出て来るのです。実際に、パフォーマンスに邪魔になることはほとんどありません。
そわそわしだしたらどうすればよいの?その対処法
そわそわしだしたら、身体が動きたがっていると思ってください。
歩き回ったりして体を動かしましょう!
声を出したり、他の人と会話するのもよいです。
そして身体はそわそわさせたまま、これから行う「パフォーマンスのこと」を考えるのです。
自分の身体の反応に対する捉え方を変えていこう
身体の反応に対する捉え方を変えていきましょう。
「こうなるものなんだ」と考えて、
そわそわし出したら、「自分はやる気に満ちてる」と考えましょう。
落ち着かないと、周りの目も気になりますが、私は周りには、「テンションがあがってる」と言っています。
自分の身体の味方になって、そわそわするのを歓迎してあげましょう。


