こんにちは!HISAです
この記事では、あがりの症状"身体が固まる"事についてその原因と解決法を紹介していきます。
まわりから見てもわかるあがっている人
舞台の本番前。。
身体がガチガチになって、目をギラギラさせて、落ち着かない状態になる人。
そういう人を見かけたことがある、もしくは自身がそうなってしまう。。そのような経験はありませんか?
私はあがり症がひどかったときにそうなっていました。
こういう人は、よく周りに、
“そんな固くなるな。リラックス”
みたいな事を言われます。
それで、緊張がとれる人もいるかもしれませんが、僕はとれた試しがありませんでした。😔
むしろ、あがってるのを、また周りに見せしめてしまった。と私は落ち込んでました。
リラックスしろ!は曖昧なアドバイス
リラックスというのは曖昧な言葉です。心のリラックスなのか、身体のリラックスなのか、または両方なのか。。
考えて使っている人はあまりいないのではないでしょうか。
このリラックスについてですが、心のリラックスはパフォーマンスを低下させてしまいます。
自分がせっかくやる気になっているのに心を落ち着かせてはもったいない!リラックスではなく、集中していくようにしましょう。
身体のリラックスも人によって捉え方が違います。だら~と力を抜くのではなく、身体の反応を繊細にするために、余計な力を抜くことを意識していきましょう。
でもそう言われてもどうやって意識するの?
続いてその方法を紹介していきます。
あがると身体固まってしまう理由
人間だけでなく、動物は、危険を感じたり戦闘態勢に入ると、本能的に首の後ろの筋肉(後頭第一関節、AO関節のまわり)をかためてしまいます。
この部分の緊張は、「全身の筋肉の緊張」につながります。
そして、首周りの筋肉の状態とそれに伴った身体全体の緊張状態が、手足の動きを邪魔してします。
つまり、手足の動きがギクシャクしてしまう根本となる原因は、手足にある訳ではないのです。
この緊張は本能的な反応なため、無意識に行われます。自分の首に緊張が走っていることに、ほとんどの人は気づいていないと思います。
身体が固まっている時の対処法
首や全身が固まっている事にきづいたら、
まず第1に「首が自由に動ける」と思ってみてください。
そして、首をゆっくり左右に振り、頭と首の関節を緩めましょう。
人によっては「呼吸が楽になった」「浮いてるみたい」という感覚を持つと思います。
これは「アレクサンダーテクニーク」の一つです。即効性もありますが、この脱力を日々トレーニングしていると、もっと脱力しやすくなっていきます。
私はこのことを教えてもらってから4年経ちますが、最初の1年くらいで日々緊張を解けるようになり、楽になっていきました。
身体の脱力で1番大切なことは固まっている自分に気づけることです。
日々のトレーニングとして、固まっている自分に気づく練習をしましょう。
1日に何回気づけるでしょうか。気づく回数に比例して、身体も楽になると思います。
私は1時間に50回くらいは固まっている自分に気づいて脱力します。
まとめ
・あがっている時には身体に力が入って関節の動きが固くなってしまう
・リラックスという言葉は曖昧であり、どこの緊張をほぐすかを明確にする
・身体の緊張(手足なども)の根源は、首の後ろの緊張である
・緊張をとるときには、「首を楽にする」
あがる場面では、最初はほとんど気づけないと思った方がいいでしょう。しかし、日々の生活で気づいていくと、そのような特別な場面でも少しずつ気づけるようになります。
これも筋トレと同じくトレーニングですので、やればやるほど、時間をかける程効果がでます。あがり症克服頑張りましょう!
HISA

人前で「あがらない人」と「あがる人」の習慣 どんなときも「あがらない」で見える人はいったい何をしているのか?

