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前鋸筋は脇の下、肋骨と肩甲骨をつないでいる筋肉です。
「前にある鋸(のこぎり)形」の筋肉なので前鋸筋と言います。
どのようなときに働いているかというと
「前ならえ」をした後、さらに腕を前へ伸ばせますが、そのときに使われている筋肉です。
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観察
前鋸筋

下から見るとこのようになっています。肩甲骨の背骨側の縁に付いているのがわかります。

働き
・肩甲骨を肋骨のほうに引き寄せる、上方へ廻旋、突き出させる
・肋骨を挙上させる
・その両方
呼吸における前鋸筋
前鋸筋は肋骨の挙上を助けます。
この筋肉が自由に動いているほど胸郭が広がり、呼吸が楽になります。
もし呼吸時に脇や背中側が動かない時は、この前鋸筋に力が入って肋骨に押し付けていないか確認してみましょう。
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